2022-23年度 地区活動方針

IMAGINE ROTARY
イマジン ロータリー

2022-23年度 地区運営方針

創造しよう未来への調和
― ロータリーにDEIの爽やかな風を ―

創造しよう未来への調和
― ロータリーにDEIの爽やかな風を ―

RI会長ジェニファー・ジョーンズさんは、2022年1月20日に開催された2022-2023年度テーマ講演で「会員がロータリーでどんな経験を求めているかを聞き、果たしがいのある責任を会員に与える必要があります。
ロータリーでの参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが、目的意識と熱意を生み出します。
これが私たちの責任です。会員に奉仕できなければ、地域社会へ奉仕もできません。
会員にとって心地よい場所とし、会員への気配りがなければ、ロータリーの力を本当の意味で理解してもらうことはできないでしょう」と語りました。

  • ロータリーに入り、自分の人生はとても充実している。
  • ロータリーに入り、かけがえのない友人をえることができる。
  • ロータリーに入り、人のため、社会のために役立つことができる。

人間力を高め、生き方のモチベーションをあげ、ゆたかな人生を創造できる。
それがロータリークラブではないでしょうか。

「ロータリアン一人一人のモチベーションをあげ、クラブを活性化させる」
RI会長ジェニファー・ジョーンズさんの新しい爽やかな息吹と方針をクラブの会長、会員に伝え、
ロータリーライフで自分自身の人生のクオリティを高めていただきたいと思います。

今年度、2770地区は、2500名のロータリアンのモチベーション向上、
そして、74のクラブの活性化のための支援を最優先事項とし運営してまいります。

― 創造 ―

イマジン ロータリー篤い想い

日本語訳では イマジン = 想像

この発表を受け、地区活動方針では、ジェニファー・ジョーンズさんの篤い想いを実現するために、想像から創造へ、一歩前進してまいります。
「想像」は、実際に見たり聞いたりしていないことを、頭の中に思い描き、現実からかけ離れていることを考えるだけにかぎらず、まだ確認・実現していないことを推しはかる予想ときにも用いられ、「創造」は今までにない新しいものを一からつくりだすことを意味します。イマジンというとても抽象的なRIテーマだからこそ、多様性の時代に適切なテーマです。
全世界にはさまざまな言語、文化、生活習慣があり、様々な 職業や年齢層からなるロータリーの構成メンバーにとって、それぞれの立場でロータリーを考えることができる素晴らしいメッセージであると思います。

ジェニファー・ジョーンズさんの想いをしっかりと受け止め、2770地区らしい、未来に向けて、夢と希望を持ち、小さなことから創造し挑戦していきます。

― 未来 ―

「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン想像する人はいません。それは未来を描くことです」

テーマである想像とは、行動への呼びかけであるととらえています。未来にむけての架け橋、想像したものを創造していく重要性。

テーマである想像とは、行動への呼びかけ、であるととらえています。未来にむけての、架け橋、想像したものを創造していく重要性。

夢を持ち、将来へ、未来にむけて、
行動するかどうか、
を決めるのは自分自身です。

ロータリアン一人一人の篤い想い、そして、クラブの熱い想い、です。
2770地区は、未来に向けて発信していきます。

― 調和 ―

今、時代は、「DE and I」と言われています 。
しかし、ここで重要なことは、ロータリーにとりDE and Iは、いま始まったことではない、ということです。

ロータリー創設者ポール・ハリス

1933年の第24回国際大会での、ロータリー創設者ポール・ハリスの演説では、
「ロータリーは、あらゆる職業や地位、あらゆる国、あらゆる形式の宗教の人たちに開かれています。ロータリーの才知と栄光は、まさにここにあります。ロータリアンは多くの点で異なる者同士ですが、二つの点で完璧に調和しています」と、
90年前に話されています。

目覚ましいはやさで物事が進む、激動のこの時代の中で、
ロータリーは、多様性、公平さ、インクルージョン
を取り入れることを最優先に運営されつつあります。

2022-23年度 RI会長 ジェニファー E. ジョーンズ

ジェニファー・ジョーンズさんは表明しました
「インクルージョンこそが会員増強のカギとなります」

2770地区は、想像する未来に向け、2500名のロータリアンのモチベ ション向上、そして、74 のクラブの活性化の支援を最優先にインクルージョン(調和)を目指します。

― DEIの爽やかな風を ―

ロータリーの価値観に従い、DEI多様性、公平さ、インクルージョンにいたる旅路において、組織として自分たちがどこにいるのかを正直かつ透明性をもって見据えるとともに、これからも学び、向上し続けていくことに全力を尽くします。

DEI 多様性、公平さ、インクルージョン

2770地区は、高潔性というロータリーの価値観に従い、DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)を推進し、学び、向上し続けていくことに真摯に取り組みます。

想像から創造へ ― 具体的な計画 ―

DEIの推進にむけ、ロータリアンのモチベーション向上、クラブの活性化、ロータリーを元気にする活動へむけた支援のための行動計画。

  • DEI推進にむけて
  • クラブ活性化にむけて 地区からクラブへ
  • クラブ活性化にむけて 各クラブから発信

クラブの主人公はロータリアン一人一人です。
ロータリーの主役はクラブです。
クラブ活性化にむけ、会員増強維持を推進します。

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DEI推進に向けて

DEIの推進には従来の組織の活動に加え、組織間の横連携が必要になります。
地区チームが有機的に機能し、チーム内の情報共有を、正確に、速く進めることを目的に、DEI推進委員会、専門委員会と、担当別の体制でクラブの活動をサポートします。

DEI推進委員会

地区管理運営部門、会員増強維持門、公共イメージ部門、IT委員会

管理運営部門を中心に、三部門、一委員会が連携して進めることによりDEIの推進を実現いたします。
また、地区運営方針実現にむけ、行動計画、クラブ活性化のサポートや助言、情報交換などを行います。

専門委員会

職業奉仕部門、社会奉仕部門、国際奉仕部門、青少年奉仕部門、ロータリー財団部門、米山奨学部門

専門委員会として目的が明確にあり、かつ、奉仕を目的とした部門委員会及び財団から構成しインパクトの高い活動を目指します。

クラブ活性化にむけてのスパイラル

クラブ活性化にむけてのスパイラル

クラブ活性化にむけて、地区からクラブへ

メンバー及びクラブが自立し、充実したロータリーライフとなるように、クラブと地区とのコミュニケーションを大切にいたします。

2770地区 74のクラブごと、地域や構成メンバーの違いなど考慮し、クラブの抱える課題、戦略計画の実行にむけての情報共有、情報交換、サポートを実施します。

DEI推進委員会では、3部門1委員会の連携により、DEIの推進、会員増強維持、クラブ活性化にむけての情報交換、実行計画立案、調整と準備の実施に取り組みます。

専門委員会では、精度が高くインパクトが強い奉仕の実施に向け、情報共有、青少年、米山、財団についてはプログラムの目的や促進についてのご説明、事例のご案内、申請支援など、今まで経験がないクラブに対しても、お取組みができるように丁寧にアドバイスをさせていただきます。

また、クラブとの連携強化のためにガバナー補佐との積極的な連携強化を進めていきます。

クラブ活性化にむけて、各クラブから発信

2770地区の全てのクラブの皆様に積極的にロータリーの活動にかかわっていただく予定です。
それぞれのクラブらしい、ロータリークラブとして相応しいインパクトのある奉仕活動を地区大会までに必ず実施いただき、地区大会では各グループの奉仕活動をグループごとにまとめて発表していただく予定です。
具体的に実施いただきたい奉仕内容は、7つの重点分野、エンドポリオ活動などからクラブに相応しい奉仕活動を選び実施していただきます。

7つの重点分野、エンドポリオ活動

今年の地区大会は2770地区、2500名の一人一人のみなさまが主役です。
皆様のサポートをいただき2770地区らしい、地区大会にしたいと考えます。

2022-23年度 地区数値目標

1. 会員数 2,500名
  • 会員数10名以下のクラブをゼロに
  • 会員数20名以下のクラブを29クラブから15クラブへ(20%以下へ)
2. 出席率 90%以上
3. ロータリー財団寄付 年次寄付 会員1名:200ドル
ポリオ・プラス基金 会員1名:50ドル
恒久基金 クラブ1名(ベネファクター1,000ドル)
4. 米山記念奨学会寄付 会員1名:25,000円(普通寄付5,000円、特別寄付20,000円)
5. 青少年交換学生 9名